姑獲鳥の夏(本)
- 作者: 京極夏彦
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1998/09/14
- メディア: 文庫
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難しいっ!
とにかく京極堂のウンチクがやたら長くて難しいよヽ(´Д`;)ヽ
ただそのウンチクのおかげで、これ一冊を読み終える頃には、自分がまるで博識になったかのように錯覚できる。
それくらい、ものすごい量の情報を詰め込んだお話だと思う。
でも残念な事に怖さはない。ん〜。
確か私も何かの本で読んだことがあった。
人間の脳というのは、知覚したくない事、“あるはずもない”と思っている事を無意識に削除してしまい、それが視覚に影響を及ぼす。すると、見たくないもの、ないと思っているものは目に入らないとか。つまり、そこに確かに存在するもの・人であっても、脳が拒否してしまうと見えなかったりするんですって。
密室のヒントはソコですね。
見える人、見えない人、見たくない人。
「この世には不思議なことなど何もないのだよ、関口君」
脳の仕組みが不思議でなりませんが、どうでしょう・・・?