トゥー・ブラザーズ(2004年公開)

監督:ジャン=ジャック・アノー
出演:ガイ・ピアース、ジャン=クロード・ドレフュス、フィリピーヌ・ルロワ=ボリューフレディ・ハイモア、マイ・アン・レー
ストーリー:アンコールの遺跡で生まれたトラの兄弟、クマルとサンガ。人間の手により親を失い、兄と離れ離れになった弟のサンガをかくまう少年との交流。やがて少年との別れの日が訪れ、数奇な運命によって、サンガは兄のクマルに闘わなくてはいけない敵として再会する―。


本当は劇場で見たかった作品。
ようやくレンタルしてきたワケですが・・・もちろん号泣
母トラが必死でトラックを追いかけるところとか・・・あぁ・・・思い出しただけで泣ける。
子トラたちもまた泣かせる演技をするんだよ、コレが(TД⊂)
本当にところどころで泣かせるシーン、エピソードがあるけど、でもその度に、人間の傲慢さを思い知らされてしまった。
そりゃ、トラに襲われて足食い千切られたら、憎いさ。撃ち殺すさ。
でも、トラたちのテリトリーを侵食するような事したからでしょ?食べる餌となる動物が住めなくなるような環境を作ってしまったからでしょ?そっとしておいて欲しいのさ、トラたちも・・・。
人間ってヒドイなぁ。
と、トラ親子の愛に感動して号泣する一方で、考えさせられてしまう映画でした。
ところであのトラは本物だよね・・・?すごいなぁ、演技。