20世紀少年

んー・・・・・・残念。不安を感じつつも期待してたんだけどなー。
なんだろう。あの規模の漫画を実写にするのは難しいのか?いやいや、アメコミの実写版が成功を収めているのを鑑みると、やっぱり単に日本の技術が足らんという事か。。。
全体的に言うと、やはり詰め込みすぎで展開が早すぎ。でもあれで漫画5巻までの内容なんだよねぇ。それで詰め込みすぎって感じるんだったら、残りの2作、どんだけ超展開になっちゃうんだ?
次にキャスティング。唐沢はやっぱり格好良過ぎた。もっとブサイクで良かったよ。ユキジもキレイ過ぎたしなー。かと言って、じゃあケンヂとユキジは誰が適役?というのが思い浮かばず悔しい。オッチョのトヨエツはまぁまぁ良かったんじゃないでしょうか。ただ、アップは厳しい。同じくアップが厳しかったのはキリコ役の黒木瞳。美しいのは認めるんだけど、悲しいかな歳には勝てず、恐らく20代の設定だと思われる諸星との別れのシーンは痛かった・・・。いや、苦労してる感を出すために敢えて、とかだったら拍手。他のキャラはほぼ合ってたねぇ。
が、しかし。最も秀逸だったのは子供時代のヤン坊マー坊!あれ本当の双子ですか??ものっすごい漫画のまんま!漫画を元にCGで作ったんじゃないの!?ってくらいそのまんまで笑い止まらんかった〜。大人になってからの佐野四郎もピッタリだったし、うま過ぎですw 忘れちゃならない、ARATAの田村マサオも怪演お見事でした。


さて。私の一番のガッカリについて。それはバンコクでのオッチョ格闘シーンで起こった。
は・・・早送り・・・!?
私の目の錯覚だろうか・・・。オッチョがチンピラどもをばったばったなぎ倒していくんだけど、なんだ、その・・・ものすごく不自然なスピード感は・・・!
・・・いや、でもきっと目の錯覚だろう。いくら編集で早送りさせたとしても、もうちょっと上手く仕上げるだろうし、そんな、まさかまさか・・・・・・orz


基本的には原作どおりのストーリー展開なんだけど、ちょいちょい変わってます。聞いたところによると、原作とは違ったラストになるみたいなので変更かかってる場面があるのかもね。第2部に期待、かな・・・。


そういえば。敷島教授の家の壁に書かれたともだちのマークって、今思うとかなり不自然だよね。誰が書いたとしても不自然でしょ、あれ。